出会いもハイフェッツならば、ベストもハイフェッツ。 CDでは、L・H・ローゼンバーグとフーベルマンしか無いや。 沢山あるテープ、実は…(訳有り)、全然、聴き比べしなかった。 気宇壮大、勇猛邁進、ヴァイオリン協奏曲では一番人気を争うのではなかろうか。 飽きがこないのは、勇壮調の普遍性と、 ロシア的広大無辺の憂愁性との絶妙なヴァランスだろうか。 曲も恰好好いが、ヴァイオリンを聴衆へ向け、弓をピンと立てたロシア流弾き振りが、 又豪くカッコ好い。 ポピュラリティがあり、TVのBGM使用頻度もメジャー級。 昔、深夜に放映されてた〈ツール・ド・フランス〉に使われていたのは、 懐かしく思い出す。 バスク人の巨漢が前人未到の五連覇、偉大なマイヨ・ジョーヌ。 酷暑の最中、ひと月の過酷なハード・スケジュール。 映像的に感動するのは、山岳ステージだろう。 美しい雄大な風景の中を、颯爽と風を切り、飛ぶように走り抜ける。 マイヨ・ペール(山岳王)は気力勝負、自分との闘い。 山下りの寒さ除けの新聞紙、エネルギー補給の甘さ超こってりの菓子。 悪魔の扮装した名物おじさん、ゴール前の接触事故、空気抵抗へのチームプレイ、 山下りで死者が出た、翌ステージでの感動の肩を組んでのゴール。 俯瞰映像で面白いのは、街の中心部にあるモニュメントを綺麗に分離合流する、 流麗な高速集団の群れ。蜜蜂の大群、海中を舞う魚群のような。 ランス・アームストロングは更に前人未到の七連覇とか。 当時、自伝を読んだ、睾丸癌を克服、驚異の精神力。 関係無いけど、アメリカの青春映画(題名は忘れた)、 山の中をカンツォーネを歌いながらペダルを漕ぐ自転車青年の喜悦、 そのシーンも忘れられない。
by mgahiru
| 2010-07-15 18:39
| 音楽
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